
【中古の太陽光発電を買う人必見】「名義変更するだけ」は超危険!購入前に知っておくべき「分割案件」の落とし穴
中古の野立て太陽光発電所を購入するとき、「契約して、発電所の名義を自分に変えれば終わり」と思っていませんか?
実は、名義変更の前にしっかり確認しておかないと、買った後に発電できなくなったり、最悪の場合は国の認定を取り消されたりする危険があります。
特に注意が必要なのが、「分割案件(分かつあんけん)」と呼ばれる太陽光発電所です。
そもそも「分割案件」ってなに?
太陽光発電は、発電する量(出力)によってルールが変わります。
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50kW未満(低圧): 法律上の手続きが比較的かんたん
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50kW以上(高圧): 電気主任技術者の選任が必要など、管理コストや手続きが厳しい
このルールをかいくぐるために、「本当は1つの大きな発電所(100kWなど)なのに、土地や名義を無理やり分けて、低圧(49.5kW×2基など)に見せかけて設置されたもの」を「分割案件」と呼びます。
「形だけ分けても」NG!よくある勘違い
売主や業者からこんな説明を受けても、鵜呑みにするのは危険です。
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「土地の地番を分けてあるから大丈夫」
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「発電所の名前や名義を別々にしてあるから問題ない」
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「間にフェンスを立てて区切ってあるから大丈夫」
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「10年前から問題なく動いているFIT案件だから安心」
国の基準では、形だけ分けていても「実質的に1つの発電所だよね」と判断されたらアウトになります。
昔から動いている発電所でも、あなたが買い取って名義変更(事業者変更)の手続きを出したタイミングで国から「これ、分割設置ですよね?」と指摘されるケースが後を絶ちません。
特にあやしい「49.5kW × 2基」のパターン
中古物件でよくあるのが、49.5kWが2基並んでいるケースです。
もちろん全部が違法というわけではありませんが、以下の条件が揃っている場合は要注意です。
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隣どうしの土地にある
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土地の持ち主や発電事業者が同じ(または関連会社)
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同じ時期に同じ業者が工事している
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出入り口(進入路)や管理設備を一緒に使っている
失敗しないための「買う前」チェックリスト
お金を払って名義変更を進めてしまう前に、専門家に頼んで以下のポイントを必ず確認(調査)してください。
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土地の履歴: 過去に土地を小分け(分筆)していないか?
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周りの環境: 隣や近くに同じような発電所がないか?
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認定の歴史: 過去にどんな変更手続きが行われてきたか?
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契約内容: 電力会社との契約や、土地の賃貸契約に問題はないか?
まとめ:名義変更の前にご相談を!
中古太陽光の購入は、単なる「名前の書き換え手続き」ではありません。過去の経緯や土地・設備の状況まで丸ごとチェックする「健康診断」が必要です。
お金を支払ってしまう前に、ぜひ太陽光発電の手続きに詳しい行政書士などの専門家にご相談ください。
