
B1/B2ビザとは?アメリカ短期商用・観光ビザを行政書士が解説
アメリカへの渡航を予定している方の中には、「ESTAではなくB1/B2ビザが必要と言われた」「過去の渡航歴や滞在歴が不安」「商談や視察で長めに滞在したい」といった悩みを抱えている方も少なくありません。
B1/B2ビザは、アメリカへ短期間渡航する際に利用される代表的な非移民ビザです。ESTAで渡航できないケースや、より慎重な審査が必要な場合に申請されます。
本記事では、B1/B2ビザの概要や申請の流れ、必要書類、注意点について、行政書士法人塩永事務所がわかりやすく解説します。
B1/B2ビザとは
B1/B2ビザは、アメリカの短期滞在用ビザです。
- B1ビザ:商用目的
- B2ビザ:観光・親族訪問・医療目的
実際には「B1/B2」として一体型で発給されるケースが一般的です。
B1ビザで認められる主な活動
B1ビザでは、以下のような活動が認められています。
- 商談
- 展示会参加
- 契約交渉
- 会議出席
- 市場調査
- ビジネス視察
ただし、アメリカ国内で給与を受け取る就労行為は原則認められていません。
B2ビザで認められる主な活動
B2ビザでは、以下のような活動が対象となります。
- 観光旅行
- 家族・知人訪問
- 医療目的の渡航
- イベント参加
- 短期レクリエーション
短期滞在目的であっても、就労活動は禁止されています。
ESTAとの違い
ESTAはビザ免除プログラムであり、短期渡航者向けの電子渡航認証制度です。
一方、以下のような場合にはESTAではなくB1/B2ビザ申請が必要となる可能性があります。
- ESTA申請が拒否された
- 過去にオーバーステイ歴がある
- 犯罪歴がある
- 長期間の滞在予定がある
- 渡航目的が詳細審査を必要とする
ESTAで問題なく渡航できる方でも、状況によってはBビザ取得を求められるケースがあります。
B1/B2ビザ申請の流れ
一般的な申請の流れは以下の通りです。
1. DS-160の作成
アメリカ大使館指定のオンライン申請フォームを英語で入力します。
2. ビザ申請料金の支払い
所定の申請料金を支払います。
3. 面接予約
アメリカ大使館または領事館で面接予約を行います。
4. 必要書類の準備
- パスポート
- 証明写真
- DS-160確認ページ
- 面接予約確認書
- 在職証明書
- 残高証明書
- 招聘状(必要に応じて)
などを準備します。
5. 面接
申請目的や滞在内容について英語または日本語で質問されます。
6. 審査・発給
審査通過後、パスポートにビザが貼付され返却されます。
B1/B2ビザ申請で注意すべきポイント
申請内容の整合性
DS-160の記載内容と提出書類に矛盾があると、審査に影響する可能性があります。
滞在目的の明確化
「観光なのか商用なのか」「誰に会うのか」「どこへ滞在するのか」を明確に説明できることが重要です。
日本との結び付き
アメリカへ移住する意思がないことを示すため、
- 日本での勤務
- 家族
- 資産
- 学業
など、日本に生活基盤があることを説明できる資料が重要になります。
行政書士に相談するメリット
B1/B2ビザは比較的一般的なビザですが、以下のようなケースでは専門家への相談が有効です。
- ESTA拒否歴がある
- 過去に入国拒否歴がある
- 犯罪歴がある
- 英語書類の作成が不安
- 面接対策をしたい
- 招聘企業との調整が必要
行政書士へ相談することで、申請書類の整合性確認や必要資料の整理、申請戦略のアドバイスを受けることができます。
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