
帰化申請の手続き詳細
行政書士法人塩永事務所
帰化申請は、外国籍の方が日本国籍を取得するための重要な法的手続きです。法務大臣の許可を得て初めて日本国民となることができ、戸籍が作成され、選挙権や社会保障などの権利を得られます。一方で、申請には厳格な要件と膨大な書類準備が必要となり、専門知識と正確な対応が不可欠です。
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最寄りの法務局に相談予約を入れ、申請の可否や必要書類、手続きの流れについて説明を受けます。
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申請者の状況に応じて多岐にわたる書類を集め、各種申請書類を作成します。
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書類は原則2部(原本と写し)を提出。外国語の書類は日本語訳が必要です。
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書類が揃ったら、法務局で最終確認を受け、帰化許可申請書を提出します。
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法務局での面接や、必要に応じて自宅や職場への訪問調査が行われます。
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書類審査・調査の後、法務大臣が許可・不許可を決定します。許可の場合は官報に名前が掲載され、法務局から連絡があります。不許可の場合は通知が届きます。
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審査期間は8か月~1年以上かかる場合もあります。
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戸籍の作成や在留カードの返却など、日本国籍取得に伴う手続きを行います。
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書類名 | 内容・注意点 |
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帰化許可申請書 | 写真貼付、2部提出 |
親族の概要書 | 家族構成・親族関係を記載 |
履歴書 | 出生から現在までの経歴 |
帰化の動機書 | 日本語で直筆 |
生計の概要書 | 収入・支出等の生活状況 |
事業の概要書 | 個人事業主・経営者のみ |
国籍・身分証明書 | 本国の戸籍謄本、国籍証明書等 |
住民票 | 最新のもの |
納税証明書 | 所得税・住民税など |
在勤・給与証明書 | 勤務先発行 |
その他 | 卒業証明書、資格証明書、家族写真等 |
※必要書類は申請者の国籍や状況により異なります。必ず事前に法務局で確認してください。
ご相談はお気軽にどうぞ。096-385-9002