老人ホーム入居者の安心を支える、行政書士の仕事とは
こんにちは、行政書士法人塩永事務所です。 私たちは熊本市を拠点に、地域に根ざした法務サービスを提供しており、高齢者施設に入居されている方やそのご家族からも数多くのご相談をいただいております。ここでは、行政書士が老人ホーム入居者の皆さまに対してどのような支援ができるのかをご紹介いたします。
高齢者の「法的安心」を守る行政書士の役割
行政書士は、「くらしの法律家」として、以下のような書類作成・手続き支援を行います。
主なサポート内容
1. 遺言書の作成サポート
自分の意思をしっかりと形に残すために、公正証書遺言や自筆証書遺言の作成を支援します。
- 誰に何を遺すか、家族構成や希望に合わせた内容設計
- 公証人役場との調整や証人の手配
- 保管制度の案内（自筆証書の場合）
2. 任意後見契約の支援
将来、判断能力が低下した場合に備えて、信頼できる人に財産管理などを委ねるための契約をサポートします。
- 契約内容の設計、必要書類の作成
- 公正証書による契約締結の手続き
- 見守り契約・死後事務委任契約などとの組み合わせ提案
3. 財産管理・死後事務委任
入院・施設入居中などでご本人が動けない場合に備え、通帳管理や施設との契約手続きなどを委任することができます。
- 光熱費や医療費の支払い手続き
- 死後の住民票抹消・年金手続き・葬儀連絡なども対応可能
4. 相続・遺産分割の相談
ご逝去後に発生する相続に備え、ご家族との話し合いや分割協議書の作成を支援します。
- 相続人調査・関係図の作成
- 遺産の分け方についての助言
- 金融機関や不動産登記に必要な書類サポート
施設職員の皆さまへ
入居者様やそのご家族から、生活や法的手続きに関する不安の声を聞かれることも多いかと思います。塩永事務所では、施設内での定期的な相談会や、個別出張相談にも対応しております。
最後に
「まだ元気だから必要ない」と思っていても、万一のときに備えることで、ご本人もご家族も安心できます。行政書士法人塩永事務所では、高齢者一人ひとりの人生設計に寄り添い、安心と信頼をお届けできるよう、誠意を込めてサポートいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。