
熊本で古物商許可を取得するためのステップ
1. 必要書類の準備
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本人確認書類: 運転免許証やパスポートなどの身分証明書。
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住民票: 本籍地記載のもの(発行から3か月以内)。
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事業計画書: 取り扱う古物(例: 衣類、自動車、美術品など)、営業方法、売上予測を記載。
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略歴書: 申請者と管理者の過去5年間の職歴。
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誓約書: 欠格事由に該当しないことを宣誓。
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営業所の証明: 賃貸契約書や使用承諾書(賃貸の場合)。
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法人申請の場合: 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)、定款コピー。
2. 申請先の確認
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提出先: 主たる営業所を管轄する警察署(生活安全課防犯係)。
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熊本県の場合: 例えば、熊本市中央区なら熊本中央警察署(096-352-0110)。管轄は営業所の所在地で決まるため、事前に確認が必要。
3. 申請手続き
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申請書作成: 熊本県警指定の「古物商許可申請書(別記様式第1号)」に記入。
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手数料: 19,000円(熊本県収入証紙で支払い、警察署内で購入可)。
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提出方法: 警察署窓口に持参(平日の9:00~16:00が一般的)。郵送不可。
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ポイント: 書類に不備があると受理されないため、事前に警察署で相談すると安心。
4. 審査期間
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標準処理期間: 申請受理後、約40日(土日祝除く)。不備や調査が必要な場合は延長もあり。
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審査内容: 欠格事由の確認(犯罪歴など)、営業所の適格性チェック。
5. 許可証の交付
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連絡: 審査終了後、警察署から電話で通知。
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受け取り: 警察署で許可証を受け取る(身分証明書と印鑑持参)。
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開始: 許可証交付後に営業開始可能。
必要書類の詳細
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本人確認書類: 申請者の身元を証明。
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住民票: 本籍地記載で、個人申請なら申請者と管理者分、法人なら役員全員と管理者分。
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事業計画書: 古物の種類(13品目から選択)、営業形態(店舗、ネットなど)を具体的に。
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略歴書・誓約書: 欠格事由(破産未復権、重大犯罪歴など)に該当しないことを証明。
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営業所関連書類: 自宅を営業所とする場合、賃貸なら貸主の使用承諾書が必要なケースも。
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取得方法: 住民票は市役所、登記簿謄本は法務局で取得(手数料数百円)。
申請の注意点
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書類の正確性: 不備や虚偽があると却下される。記入ミスを防ぐため、サンプルを確認。
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営業所: 実在する場所が必要。ネット販売でも住所登録必須。
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欠格事由: 過去5年以内の懲役刑、破産未復権、住居不定などが該当すると不許可。
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事前営業禁止: 許可前の中古品取引は違法(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)。
申請が通らないケース
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書類不備: 住民票の有効期限切れ、必要書類の漏れ。
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虚偽申告: 犯罪歴隠しや住所の偽装。
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欠格事由該当: 重大犯罪歴(例: 窃盗)、破産手続き中。
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営業所不適格: 賃貸で使用承諾が得られない場合。
申請後の注意事項
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再確認: 提出後に追加書類を求められる可能性あり。連絡が取れる状態を維持。
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法令遵守: 許可後は古物台帳の記入義務や盗品チェックが課される。
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更新: 許可に有効期限はないが、営業所変更や管理者変更時は届出が必要。
行政書士に依頼するメリット
行政書士法人塩永事務所の場合
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専門知識: 古物営業法に精通し、書類作成や警察署との折衝を代行。
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時間節約: 書類収集や申請手続きを一任でき、本業に集中可能。
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確実性: 不備による再申請リスクを軽減。
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費用: 5万~10万円程度(事務所による)が目安。初回相談無料の場合も。
熊本での行政書士事務所選びのポイント
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実績: 古物商許可申請の経験豊富な事務所を選ぶ。
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対応力: 電話や対面で相談しやすく、レスポンスが早いか。
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評判: 口コミや過去の顧客の声をチェック。
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塩永事務所の強み: 熊本に根ざし、地域事情を理解したサポートを提供。
まとめ
熊本で古物商許可を取得するには、書類準備から警察署への申請、審査を経て許可証を受け取る流れが必要です。手続きは複雑ですが、行政書士法人塩永事務所に依頼すれば、専門知識を活かしたスムーズな対応が期待できます。特に初めての方は、時間と労力を節約しつつ確実に許可を取得するために、専門家のサポートを検討してください。詳細な質問があれば、気軽にお問い合わせください!