運送業新規許可申請サポート【許可の要件と流れ】

運送業を始めるためには、いくつかの厳格な要件を満たし、許可を取得する必要があります。ここでは、一般貨物運送業の新規許可申請に関する要件と申請の流れを簡潔に説明します。

【新規許可申請の要件】

1. 「人」に関する要件

• 運行管理者
  運行の安全を確保するため、営業所に運行管理者を選任する必要があります。車両数が29両までの場合、運行管理者は1人で足り、運転者との兼務はできません。

• 整備管理者
  車両の整備管理を行うため、整備管理者も1人必要です。運転手との兼務が可能です。

• ドライバー
  申請する車両の数に応じた免許を取得したドライバーを確保しなければなりません。

2. 「車両」に関する要件

• 車両数
  営業所ごとに事業用車両が最低5両以上必要です。リース車両も使用できます。

• 車両の仕様
  輸送する貨物に適した大きさや構造で、車検証に申請者名が記載された車両を使用する必要があります。

3. 「施設」に関する要件

• 営業所
  適切な規模で、法令に従い、使用権原を有する営業所が必要です。

• 休憩・睡眠施設
  営業所または車庫に併設し、運転手が利用できる施設が求められます。睡眠施設は1人あたり2.5㎡以上の広さが必要です。

• 車庫
  営業所と車庫が10km以内で、車両を収容できる広さと距離が確保されていることが求められます。

【新規許可取得の流れ】

1. 申請要件の確認
   弊所でお客様の要件を確認し、必要な準備をサポートします。

2. 書類作成と準備
   必要な書類を案内し、揃った後に申請書類を作成します。

3. 資金確認と申請
   銀行口座に資金が入金されているか確認後、運輸局へ申請します。

4. 法令試験受験
   必要な法令試験を受けていただき、合格後に許可に向けて手続きが進みます。

5. 許可の取得
   運輸局から許可が下り次第、必要な手続きが完了します。

6. 社会保険手続き
   労働保険・社会保険加入の手続きをお客様に行っていただきます。

7. 事業開始準備
   車両登録、任意保険加入、運送事業開始の準備を整えます。

8. 運送業開始
   必要書類の提出後、運送業が正式にスタートします。

9. 運営サポート
   運転者台帳や運行管理規定など、必要な書類をすべて提供します。

運送業を始める際、煩雑な手続きや準備が必要ですが、当社が全力でサポートいたします。忙しい方でも安心して進められるよう、全てのプロセスをスムーズに進めます。まずはご相談ください。