遺産分割協議書の作成と財産名義変更支援の流れ

行政書士法人塩永事務所

相続発生後の遺産分割および財産の名義変更は、円滑な相続手続を進める上で欠かせない重要な工程です。遺産分割協議書は、相続人全員の合意内容を明確にし、将来的な紛争を防止する法的文書です。また、財産の名義変更は、相続により取得した資産を正式に承継するために必要な手続です。

行政書士法人塩永事務所では、熊本県を中心に、相続専門の行政書士が他士業と連携して、遺産分割協議書の作成および名義変更手続きを一貫してサポートいたします。以下では、当事務所における標準的な手続の流れをご案内します。

1. 初回無料相談と現状確認

まずは初回相談（無料）にて、相続の内容やご希望を詳しくお伺いします。

相談は、対面・電話・オンラインのいずれにも対応。行政書士が遺産分割協議書の作成目的や手続全体の流れを丁寧にご説明します。
所要時間：30分～1時間費用：無料

正式にご依頼いただいた後、遺産分割協議書と名義変更手続に必要な書類を整えます。

被相続人関係：戸籍謄本（出生から死亡まで）、除籍謄本、住民票の除票、死亡診断書の写し
相続人関係：全員分の戸籍謄本、印鑑証明書、住民票
財産関係：

戸籍や登記簿等の収集代行にも対応しています。熊本県内では取り寄せに時間を要する場合があるため、効率的な収集を行政書士がサポートします。
所要期間：1～3週間費用：実費別、代行費用はサービス料金に含む

収集書類を確認後、以下のステップで協議書を作成します。

協議書は県内金融機関・法務局の運用要件に合致する書式で作成します。協議が難航する場合はオンライン会議等を活用し、合意形成をサポートします。
所要期間：1～2週間

完成した協議書に、相続人全員が署名し実印を押印します。

協議書は不動産登記・預貯金解約・税務申告の際の必須書類です。
所要期間：3～7日

協議書に基づき、各種名義変更を手続します。

不動産登記（相続登記）：提携司法書士が熊本地方法務局へ申請
必要書類：協議書、戸籍謄本、固定資産評価証明書等
登録免許税：固定資産評価額の0.4%

預貯金：肥後銀行・熊本銀行・ゆうちょ銀行等へ書類提出、解約・振込支援
株式・証券：証券会社に提出し名義変更または売却手続
自動車：九州運輸局熊本支局または軽自動車検査協会へ申請

2024年4月以降、相続登記申請義務化に対応し、期限管理も徹底します。
所要期間：1～2か月費用：別途見積（登録免許税・手数料実費）

全ての名義変更完了後、以下の書類をお渡しします。

相続税申告が必要な場合は提携税理士を紹介し、10か月以内の申告を支援します。
二次相続への備えや限定承認・相続放棄の相談など、アフターサービスも継続的に承ります。

当事務所は熊本市・八代市・合志市・玉名市など県内全域を対象にサポートを提供しています。

遺産分割協議書の作成や財産名義変更でお困りの際は、行政書士法人塩永事務所へご相談ください。経験豊富な行政書士が丁寧に対応いたします。

電話：096-385-9002（平日9:00～18:00）
メール：info@shionagaoffice.jp
所在地：〒862-0950 熊本県熊本市中央区水前寺1-9-6

相続手続きを円滑に進め、安心できる承継を実現します。行政書士法人塩永事務所が全力でサポートいたします。