
帰化申請の手続き詳細
行政書士法人塩永事務所
帰化申請とは
帰化申請とは、外国籍の方が日本国籍を取得するために行う法的な手続きです。申請は法務局で受け付けており、厳格な審査と多くの書類準備が必要です。
帰化申請の主な流れ
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法務局での事前相談
最初に管轄の法務局で事前相談を行い、帰化の要件を満たしているか確認します。相談時に必要書類リストが交付されます -
必要書類の収集・作成
書類は大きく「母国で取得する書類」「日本の役所等で取得する書類」「帰化申請書類」に分かれます。
– 母国で取得:国籍証明書、出生証明書、結婚証明書、家族関係証明書など
– 日本で取得:住民票、納税証明書、課税証明書、年金関係書類、戸籍(家族に日本人がいる場合)など
– 帰化申請書類:帰化許可申請書、親族の概要、履歴書、生計の概要、動機書、自宅・職場付近の略図など -
書類の提出方法
原則として各書類は原本1通・コピー1通の計2通を提出します。パスポートや免許証等はコピー2部を提出し、原本は持参して確認を受けます
外国語書類にはA4判の日本語翻訳を添付し、翻訳者の氏名・住所・翻訳日を明記します -
法務局への申請・面接
書類一式を提出後、法務局で申請者本人(および家族)の面接が行われます。申請理由や日本語能力、生活状況、収入の安定性などが確認されます -
審査・追加書類提出
審査期間は平均1年~1年半程度。審査中に追加書類の提出を求められる場合もあります -
帰化許可・日本国籍取得
法務大臣の許可後、官報に掲載され、日本国籍が付与されます。新たな戸籍が作成され、住民登録やパスポート申請など日本人としての生活が始まります
帰化申請の主な必要書類
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帰化許可申請書
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親族の概要
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履歴書
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生計の概要
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動機書
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国籍証明書
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出生証明書
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結婚証明書
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家族関係証明書
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住民票
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納税証明書・課税証明書
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年金関係書類
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職業証明書(給与明細・確定申告書など)
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パスポート・在留カードのコピー
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自宅・職場付近の略図
※申請者の状況により追加書類が必要となる場合があります
注意点
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書類の不備や不足があると再提出となり、手続きが遅延します
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母国の書類取得や翻訳には時間がかかるため、早めの準備が重要です
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申請内容や要件は個別に異なるため、詳細は必ず法務局や専門家にご相談ください
行政書士法人塩永事務所のサポート
当事務所では、熊本県を中心に帰化申請の書類作成・翻訳・申請手続き・面接対策まで一貫してサポートします。ご相談は随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。