
経営改善計画とは、「今後の3〜5年間で、業績不振や資金繰りの悪化をどう立て直すか」を具体的な数値とアクションで示した経営計画書のことです。 行政書士法人塩永事務所では、この計画を金融機関や補助金採択機関が納得する形に整え、熊本の中小企業が持続的に経営を安定・改善できるように支援しています。
経営改善計画の目的と位置づけ
経営改善計画は、①業績悪化や資金繰りの改善、②追加融資や借入条件の見直し(リスケ)、③補助金・助成金の活用に向けた「根拠となる計画書」です。
特に、金融機関からの融資に関わる場合は「追加融資してもらうには、どのような改善をするのか」を明確に提示することが求められ、ここに経営改善計画が使われます。
経営改善計画の主な構成
国や金融機関のガイドラインに基づく経営改善計画は、大まかに以下の構成で作成されます。
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会社概要と現状分析
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会社の沿革、事業内容、従業員数、組織体制、主要取引先などを整理します。
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過去数期の決算書ベースで、売上推移、利益率、借入残高、キャッシュフロー、資金繰りの状況を示し、現状の課題を数字で可視化します。
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業績悪化・経営課題の原因分析
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外部要因(市場縮小、競合台頭、原材料価格高騰など)と内部要因(営業力低下、原価管理の甘さ、設備の老朽化など)に分けて原因を特定します。
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SWOT分析や財務指標の推移を用いて、どの部分が問題かを整理し、因果関係を明確に示します。
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改善策(アクションプラン)
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売上改善策:新規顧客開拓、既存顧客の深耕、新商品・サービス投入、強化分野の選定など。
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コスト削減策:仕入先・取引条件の見直し、固定費削減、業務効率化・無駄の削減など。
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組織・管理体制の改善:職務分掌の見直し、業務体制の整理、必要な投資(設備・IT導入など)を位置づけます。
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それぞれについて、「何を」「いつまでに」「誰が」「どう実行するか」を具体的に記載します。
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数値計画(3〜5年)と財務予測
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各改善策の実行によって、売上・利益・キャッシュフローがどう改善するかを数値で示します。
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3〜5年分の損益計算書・貸借対照表・資金繰り表の予測を整え、「この計画を実行すれば、黒字転換・自己資本の積み上げ・借入返済の確実化が可能」と示すことが重要です。
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資金需要と返済計画
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追加融資や設備投資の資金需要額を明確にし、その使い道(仕入代金補填、設備投資、運転資金など)を明示します。
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事業改善によって生じる収益をもとに、いつまでにいくら返済するかの返済計画を示し、金融機関のリスクを抑える内容にします。
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認定経営革新等支援機関による支援の役割
行政書士法人塩永事務所は「認定経営革新等支援機関」であり、経営改善計画の作成にあたっては以下のようにサポートします。
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財務データの整理と課題の可視化
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金融機関や補助金採択機関が重視する「ストーリー」を盛り込んだ計画書の構成
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数値予測と実行可能性を両立した、現実的な改善策の立案
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金融機関向け説明資料や提出書類の作成サポート
特に、早期経営改善計画や補助金活用に必要な事業計画は、認定機関との連携が前提となるため、行政書士法人塩永事務所が「主たる支援者」として計画策定からフォローアップまでを一貫して担うことができます。
熊本の事業者に向けた経営改善計画のポイント
熊本の中小企業・起業予定者にとって、経営改善計画は「単なる書類」ではなく、次の3つの役割を果たします。
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金融機関に対して「改善する意志と実行力」を示すための「信頼構築ツール」
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内部の経営陣や従業員に共有する「行動指針」として、全社で改善行動を進めるためのマップ
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補助金(事業再構築補助金など)やインフラ投資を活用するための「実行計画書」
行政書士法人塩永事務所では、熊本の産業構造や金融事情を踏まえた上で、数字と実務の両面から、実行可能な経営改善計画を一緒に作り上げることで、「採択・融資されやすい計画」「実行しやすい計画」を実現することを目指しています。
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