
留学、文化活動、特定活動ビザの手続きは、それぞれ目的や必要書類、申請のポイントが異なります。この記事では、行政書士法人塩永事務所として、これら3種類のビザの2025年最新版の申請手続き詳細を解説します。
留学ビザの申請手続き
留学ビザ(在留資格「留学」)は、日本の大学、専門学校、日本語学校等で学ぶために必要なビザです。
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主な手続きの流れ
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日本の教育機関に出願し、入学許可証(または在学証明書)を取得
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必要書類をそろえて、出入国在留管理庁に「在留資格認定証明書(COE)」の交付申請
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COEが交付された後、現地の日本大使館・領事館でビザ申請
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ビザ発給後、日本へ入国可能
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必要書類の例
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入学許可証や在学証明書
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パスポート
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証明写真
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経費支弁能力を証明する書類(銀行残高証明等)
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申請書一式(学校からのサポートあり)
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審査期間の目安
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COE交付まで1~3か月程度
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余裕を持った準備が重要です
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文化活動ビザの申請手続き
文化活動ビザは、日本の伝統文化・芸術などを「報酬を得ることなく」学ぶ・研究する目的で与えられるビザです。
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主な手続きの流れ
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必要書類を整え、管轄の入管局で在留資格認定証明書(COE)または在留資格変更の申請
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審査を経てビザが発給
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必要書類の例
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申請書
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証明写真(4cm×3cm)
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パスポート、在留カード
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日本での活動内容・期間・受入機関の概要資料
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経費支弁能力を示す書類(滞在資金を証明)
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注意点
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活動は「報酬をともなわない」ことが前提
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滞在期間の更新にも同様に活動と資金の証明が必要
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特定活動ビザの申請手続き
特定活動ビザはワーキングホリデーや内定待機、インターンシップ、日本での特定の活動など幅広いケースに認められる在留資格です。
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主な手続きの流れ
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必要書類を揃え、地方出入国在留管理局で申請
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審査を経て結果通知。審査期間は内容により変動(目安は約1ヶ月~1.5ヶ月)
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書類例(内定待機の場合)
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在留資格変更許可申請書
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証明写真
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パスポート、在留カード
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内定通知書など内定を証明する書類
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企業からの誓約書や研修証明書(必要に応じて)
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経費支弁能力の証明
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留意点
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許可内容は非常に多岐にわたり、個別に内容確認が必要
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企業や機関側にも連絡・報告義務が発生することがある
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まとめ・ご相談ください
手続きはビザの種類ごとに異なる書類・審査ポイントがあります。行政書士法人塩永事務所では、最新のガイドラインに基づき、皆様の留学・文化活動・特定活動ビザ取得を全面的にサポートいたします。不明点や書類の準備が不安な方は、どうぞお気軽にご相談くださいださい。
