
短期ビザ取得の手続き詳細
(行政書士法人塩永事務所・公式解説記事)
短期滞在ビザとは
短期滞在ビザは、日本に90日以内の滞在を希望される外国人の方が観光、親族・知人訪問、短期のビジネス(会議・商談等)、研修や文化交流等を目的として取得する在留資格です。このビザでの就労(報酬を伴う活動)は一切認められません。
申請の主な対象者
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ビザ免除国以外の国籍(例:中国、フィリピン、ベトナム等)の方
※ビザ免除国(アメリカ・EU諸国・韓国など)の方は原則不要(90日以内の滞在時)。
取得の条件
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有効なパスポートを所持していること
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明確な滞在目的があり、違法行為や就労が目的でないこと
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日本滞在中の経済的裏付けがあること
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滞在終了後に確実に帰国する意思があること(帰国航空券等の準備)
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日本での入国拒否歴や強制退去歴などがないこと
手続きの流れ
1. 必要書類の準備
申請者が準備すべき主な書類
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ビザ申請書(所定様式・写真貼付)
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パスポート原本・コピー
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渡航目的を証明する書類
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観光:旅行日程表・ホテル予約確認書
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親族訪問:招待状・関係証明書類(戸籍謄本・出生証明書等)
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ビジネス:招聘理由書・会議資料・日程表
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経済的裏付けの証明書(銀行残高証明・給与明細等)
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帰国を証明する書類(帰国用航空券予約等)
日本側招待者・身元保証人が準備すべき主な書類
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招聘理由書
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身元保証書
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招待者の身分証明書類(住民票・戸籍謄本、在留カード等)
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招待者の経済証明(課税証明書・納税証明書・預金残高証明等)
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日程表(滞在予定・移動手段等詳細)
※書類は原則発行から3ヶ月以内のもの。外国語の場合は和訳または英訳(署名付き)が必要。
2. 書類提出
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原則として申請者の居住国の日本大使館・総領事館窓口にて提出
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一部国では旅行会社など代理申請機関経由
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申請費用:例)シングルビザ約3,000円、マルチプルビザ約6,000円(国やビザの種類で異なる)
3. 審査・結果通知
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通常5~10営業日ほどで結果通知
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書類整合性・滞在目的・経済的裏付けなど総合判断
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ビザ発給時はパスポートにビザシール貼付。不発給時は原則理由開示なし
4. 入国・滞在
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ビザ取得後、日本入国時に入国審査あり
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入国後は許可された目的・期間内での活動に限る。違反時は強制退去・再入国禁止等のリスク
当事務所のサポート内容
行政書士法人塩永事務所は、申請書類の作成からチェック、国ごとの追加書類対応や再申請サポートまで万全の体制で対応します。
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書類作成代行(招聘理由書・身元保証書・日程表など)
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提出書類の点検・修正アドバイス
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最新の大使館ごとの申請ルールや追加要件のアドバイス
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不許可時の原因分析および再申請サポート
注意事項・よくある質問
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日程表や航空券・宿泊予約などの整合性に注意
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身元保証人には経済的信用が求められる
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渡航予定日のおよそ3ヶ月前から申請可能
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申請者の国籍や現地大使館対応で必要書類や手続きが変わる場合あり
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過去の入国拒否や犯罪歴があると審査に影響
お問い合わせ
短期滞在ビザ申請のご相談は、行政書士法人塩永事務所までお気軽にご連絡ください。
電話・メール・オンラインにて無料相談を受け付けています。
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電話:096-385-9002(平日9:00~18:00)
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オフィス:熊本市中央区水前寺1-9-6