
エコアクション21の認証手続きの詳細
行政書士法人塩永事務所
エコアクション21は、環境省が策定したガイドラインに基づき、事業者が環境経営システムを構築・運用し、その取組みを第三者機関が審査・認証する制度です。中小企業を中心に、持続可能な経営を目指す企業に広く活用されています。
1.
-
まず、PDCAサイクル(計画・実行・確認・見直し)に基づく環境経営システムを構築します。
-
少なくとも3か月以上、実際に運用し、環境負荷(CO₂排出量、廃棄物、水使用量など)の把握と削減活動を実施します。
2.
-
「審査申込書」と「環境経営レポート」を作成します。
-
環境経営レポートには、環境方針・目標・取組内容・実績・今後の計画などを記載します。
3.
-
最寄りの地域事務局へ、審査申込書と環境経営レポートを提出します。
-
提出方法は郵送または電子メールが一般的です。
4.
-
地域事務局より担当審査員が選任され、書類審査と現地審査が行われます。
-
現地審査では、実際の取組状況や記録の確認、担当者へのヒアリングなどが実施されます。
5.
-
審査結果は、地域事務局および中央事務局の判定委員会で審議されます。
-
適合と認められた場合、認証・登録の可否が事業者に通知されます。
6.
-
認証・登録料および審査費用を納付し、認証・登録契約を締結します。
-
契約締結後、認証・登録証が交付され、エコアクション21ロゴマークの使用が承認されます。
7.
-
認証取得後、環境経営レポートは事務局ウェブサイト等で公開されます。
-
認証・登録期間は2年間で、1年後に中間審査、2年以内に更新審査が必要です。
当事務所では、エコアクション21の認証取得に関するご相談から、書類作成、申請手続き、現地審査対応まで、ワンストップでサポートいたします。専門家によるスムーズな認証取得をお手伝いしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
手順 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
1. 構築・運用 | 環境経営システムの構築・3か月以上運用 | 実効性のある取組みが必要 |
2. 書類作成 | 審査申込書・環境経営レポート | 正確なデータ記載が重要 |
3. 申込 | 地域事務局へ申請 | 申込時期に注意 |
4. 審査 | 書類・現地審査 | 対応準備が必要 |
5. 判定 | 判定委員会で審議 | 結果通知に従う |
6. 契約・納付 | 認証・登録料の納付・契約締結 | 期日厳守 |
7. 公表・運用 | 認証証交付・レポート公表 | 継続的な改善が求められる |
エコアクション21の認証取得を目指す際は、専門家のサポートを活用し、計画的な準備を進めることが成功の鍵となります。
ご不明点は、行政書士法人塩永事務所までお気軽にお問い合わせください。