
JGAP認証取得の詳細
行政書士法人塩永事務所
農業経営の信頼性向上や販路拡大のため、JGAP認証取得を目指す生産者が増えています。行政書士法人塩永事務所では、熊本を中心にJGAP認証取得のサポートを行っています。ここでは、認証取得の流れやポイントについて詳しくご案内します。
JGAP認証とは
JGAP(Japan Good Agricultural Practice)は、食品安全・環境保全・労働安全など農場管理の基準を満たしていることを第三者が認証する制度です。認証取得により、取引先や消費者からの信頼向上、販路拡大、リスク管理の強化など多くのメリットがあります。
JGAP認証取得までの流れ
1. 管理点と適合基準の入手・理解
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日本GAP協会のウェブサイトから「管理点と適合基準」を入手します。
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「農場用」と「団体事務局用」があるため、自身の形態に合ったものを選びます。
2. 現状把握と自己点検
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入手した基準に沿って、農場の現状を自己点検します。
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必須項目は100%、重要項目は95%以上の適合が必要です。
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不足点や改善点を洗い出し、運営体制や記録の整備を行います。
3. 認証機関への申請・審査準備
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認証機関を選定し、申請手続きを行います。
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申請前に必要な帳票や記録類を整備し、審査に備えます。
4. 審査の実施
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認証機関による現地審査が行われます。
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審査では、管理点ごとに「適合」「不適合」「該当外」の判定がされます。
5. 是正対応・報告
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不適合項目が指摘された場合、4週間以内に是正し、是正報告書を提出します。
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必要に応じて再審査が行われます。
6. 認証判定・認証書発行
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審査結果をもとに認証機関が判定し、基準を満たしていればJGAP認証書が発行されます。
行政書士法人塩永事務所のサポート内容
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現状診断・自己点検サポート
管理点と適合基準に基づく現状把握や必要な改善点の洗い出しをお手伝いします。 -
帳票・記録類の整備支援
審査に必要な書類や運営記録の作成・整理をサポートします。 -
申請書類作成・認証機関との調整
複雑な申請書類の作成や、認証機関との連絡・スケジュール調整を代行します。 -
審査立会い・是正対応アドバイス
審査当日の立会いや、不適合項目への是正方法のアドバイスを行います。 -
認証後のフォローアップ
認証取得後の運用や、追加品目申請、更新手続きにも対応します。
まとめ
JGAP認証取得には、基準の理解から現場改善、書類整備、審査対応まで一連のプロセスが必要です。行政書士法人塩永事務所では、初めての方でも安心して認証取得できるよう、きめ細やかなサポートを提供しています。ご相談・お問い合わせはお気軽にどうぞ。
行政書士法人塩永事務所
〒862-0950 熊本市中央区水前寺1-9-6
TEL: 096-385-9002
E-mail: info@shionagaoffice.jp