
熊本県SDGs登録制度の取得手続き詳細ガイド
行政書士法人塩永事務所
持続可能な開発目標(SDGs)は、経済・社会・環境の課題に統合的に取り組む国際的な枠組みとして注目されています。熊本県では、SDGsに積極的に取り組む企業や団体を支援するため、「熊本県SDGs登録制度」を創設しました。本記事では、熊本県SDGs登録制度の取得手続きをわかりやすく解説し、行政書士法人塩永事務所がどのようにサポートできるかをご紹介します。
熊本県SDGs登録制度とは?
熊本県SDGs登録制度は、2030年に向けたSDGsの達成を目指し、県内の企業や団体がSDGsに関連した取り組みを推進することを後押しする制度です。2021年に創設され、SDGsの17のゴール・169のターゲットに基づき、「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現を支援します。登録事業者は、県ホームページでの公表や専用ロゴ(くまモンを使用したSDGsロゴ)の使用が可能で、信頼性向上やブランド力強化に繋がります。
登録は第1期(2021年8月)から始まり、2023年1月時点で第4期まで実施されています。申請は年2回(4~5月、10月)受け付けられ、登録期間は3年間です。
熊本県SDGs登録制度のメリット
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信頼性向上:県公式ホームページで事業者名や取り組みが公表され、SDGsへの姿勢をアピール可能。
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ブランド力強化:くまモンを使用した専用SDGsロゴを名刺、ウェブサイト、販促物に使用可能。
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ビジネスチャンス拡大:SDGsを重視する取引先や消費者との関係強化、県内金融機関との連携機会増加。
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地域貢献:熊本県の持続可能な経済社会づくりに貢献し、地域での認知度向上。
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支援制度の活用:登録事業者は、県のSDGs関連セミナーやネットワーク構築支援を受けられる。
熊本県SDGs登録制度の取得手続きステップ
熊本県SDGs登録制度の取得は、明確なプロセスに基づいて進行します。行政書士法人塩永事務所では、以下の各ステップを効率的に進めるための専門的なサポートを提供します。
1. 事前準備:SDGs取り組みの整理と体制構築
登録の第一歩は、SDGsに関連する取り組みを整理し、申請に必要な体制を整えることです。以下の準備を行います:
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対象確認:熊本県内に事業所を持つ企業、団体、個人事業主が対象。反社会的勢力や法令違反歴がある場合は申請不可。
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SDGs取り組みの特定:自社の事業や活動がSDGsの17のゴール・169のターゲットにどのように貢献しているかを整理。例:省エネ設備導入(ゴール7)、地域雇用促進(ゴール8)、環境保全活動(ゴール13)。
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チェックリストの作成:熊本県が提供する「SDGs登録申請チェックリスト」に基づき、取り組みを関連づける。チェックリストは、経済・社会・環境の3軸で評価。
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宣言書の策定:SDGsへのコミットメントを示す「SDGs宣言」を作成。取り組みの目的や具体的な目標を明記。
塩永事務所のサポートポイント:当事務所では、SDGsゴールとの関連づけ支援、チェックリストの記入アドバイス、宣言書のひな形提供を行い、貴社の取り組みを明確化します。
2. 申請書類の準備
申請には、以下の書類が必要です:
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SDGs登録申請書:熊本県の指定様式(公式サイトからダウンロード)。
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SDGs登録申請チェックリスト:SDGsゴールに関連づけた取り組みを記載。
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SDGs宣言書:自社のSDGsへの取り組み方針や目標を記載。
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法人登記簿謄本(法人)または開業届の写し(個人事業主):申請者の身元確認用。
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取り組みの証跡(任意):環境活動報告書、CSRレポート、写真など、取り組みを証明する資料。
書類は、熊本県公式ホームページ(https://www.pref.kumamoto.jp)から最新の様式をダウンロードして使用します。[](https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/18/80968.html)
塩永事務所のサポートポイント:書類作成の代行やチェック、不足書類の特定、証跡資料の整理を支援。申請ミスを防ぎます。
3. 申請の提出
申請書類を揃えたら、熊本県の指定窓口に提出します。以下の方法で申請を行います:
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提出時期:年2回(例:4月1日~5月31日、10月1日~10月31日)。2023年1月時点の最新は第4期(令和4年10月)。
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提出先:熊本県企画課戦略推進班(〒862-8570 熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号、行政棟本館6階)。
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提出方法:郵送、持参、または電子申請(県の電子申請システム利用)。詳細は県公式サイトで確認。
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問い合わせ先:Tel:096-333-2019、Fax:096-382-4066、メール(県公式サイトの問い合わせフォーム)
塩永事務所のサポートポイント:申請スケジュールの管理や提出代行、県との連絡調整を行い、スムーズな申請を保証します。
4. 審査プロセス
申請後、熊本県による審査が行われます:
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書類審査:提出書類が登録要件(チェックリストの適切性、宣言書の明確性)を満たしているか確認。
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登録判定:県のSDGs推進委員会が審査し、登録の可否を決定。審査期間は通常1~2ヶ月。
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結果通知:登録決定後、登録証とくまモンSDGsロゴの使用許可が通知。登録事業者一覧は県公式サイトで公表。
塩永事務所のサポートポイント:審査に向けた書類の事前チェックや、県からの質問対応を支援。登録通過を確実にします。
5. 登録の交付と活用
審査に合格すると、熊本県SDGs登録事業者として登録されます。登録期間は3年間で、以下の活用が可能です:
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ロゴ使用:くまモンSDGsロゴを販促物やウェブサイトに使用。
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情報発信:県公式サイトやSDGs関連イベントで取り組みが紹介。
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支援活用:県主催のセミナー、ネットワーク構築支援、金融機関との連携機会の提供。
登録後は、取り組みの継続と年1回の進捗報告が必要です。更新は3年後に行われます。
塩永事務所のサポートポイント:ロゴ使用のガイドライン提供、進捗報告の支援、更新手続きのサポートを行い、継続的なSDGs推進を支援します。
費用について
熊本県SDGs登録制度の申請は無料です。ただし、書類作成や取り組みの証跡準備に際し、外部コンサルタントや専門家を利用する場合、別途費用が発生する場合があります。詳細は、熊本県公式サイト(https://www.pref.kumamoto.jp)で確認できます。[](https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/18/80968.html)
塩永事務所のサポートポイント:予算に応じた効率的な準備プランを提案し、コストを抑えた登録を支援します。
注意点
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申請資格:熊本県内に事業所があること。反社会的勢力や重大な法令違反歴がある事業者は申請不可。
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申請時期:年2回の受付期間を逃さないよう、早めの準備が必要。最新スケジュールは県公式サイトで確認。
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継続義務:登録後は年1回の進捗報告が必須。取り組みの懈怠は登録取り消しの可能性あり。
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書類の最新性:申請様式は随時更新されるため、最新版を使用。
行政書士法人塩永事務所がサポートできること
当事務所は、行政書士の専門知識と経験を活かし、以下のようなサポートを提供します:
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SDGsゴールとの関連づけやチェックリスト作成の支援
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SDGs宣言書や申請書類の作成代行
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取り組みの証跡整理や書類チェック
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県との連絡調整や申請手続き代行
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登録後の進捗報告や更新手続きサポート
熊本県SDGs登録制度は、事業の信頼性向上と地域貢献に直結します。初めての申請で不安な方、効率的に進めたい方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
お問い合わせ
行政書士法人塩永事務所
電話:096-385-9002
メール:info@shionagaoffice.jp
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