
こんにちは。熊本市の行政書士法人塩永事務所です。今回は、建設業許可申請の流れや最新の業界動向についてご紹介します。建設業界は日々変化しており、最新情報を把握することが重要です。
建設業許可申請の基本的な流れ
建設業許可を取得するためには、以下のステップを踏む必要があります。
1. 要件の確認
申請者が以下の要件を満たしているか確認します。
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経営業務の管理責任者がいること
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専任技術者がいること
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財産的基礎があること(自己資本額や資金調達能力)
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欠格要件に該当しないこと
2. 必要書類の準備
申請には多くの書類が必要です。主なものは以下の通りです。
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申請書
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経営業務の管理責任者証明書
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専任技術者証明書
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財務諸表
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登記簿謄本
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納税証明書
3. 申請の提出
必要書類を揃えたら、熊本県の建設業許可窓口に申請を提出します。提出後、審査が行われ、問題がなければ許可が下ります。
4. 許可後の手続き
許可が下りた後も、以下の手続きが必要です。
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許可証の受領
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建設業許可票の掲示
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毎年の決算変更届の提出
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5年ごとの更新手続き
最近の建設業界の動向
建設業界では、以下のような動きがあります。
建設業許可業者数の増加
国土交通省の発表によると、2023年度末時点での全国の建設業許可業者数は47万9,383業者で、前年度から4,435業者増加しました。これは、2018年度以降の増加傾向が続いていることを示しています。
働き方改革の推進
2024年4月から、建設業界にも時間外労働の上限規制が適用されました。これにより、週休2日制の導入や適正な工期設定の推進など、働き方改革が進められています。
デジタル化の進展
建設業許可の申請手続きの電子化が進められており、手続きの効率化が図られています。また、ICTやIoTの導入により、現場の生産性向上も期待されています。
行政書士法人塩永事務所のサポート
当事務所では、建設業許可申請に関する以下のサポートを行っています。
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新規許可申請
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更新手続き
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業種追加
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経営事項審査(経審)
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決算変更届
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入札参加資格審査申請
熊本県内で建設業許可に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。
建設業界は日々変化しています。最新の情報を把握し、適切な対応を行うことが、事業の安定と発展につながります。今後とも、行政書士法人塩永事務所をよろしくお願いいたします。