
相続手続きサポート | 行政書士法人塩永事務所
相続手続きとは
大事なご家族、人が亡くなった後、ご遺族の方々は避けて通れない様々な手続きを行う必要があります。主なもので、年金・保険関係の行政手続き、クレジットカードの停止、引落口座の変更などの金融機関手続き、そして最も複雑な相続手続きが含まれます。これらの手続きには期限が設けられているものもあり、複雑で時間がかかるものも多いため、ご遺族にとって大きな負担となることがあります。行政書士法人塩永事務所では豊富な経験と実績で皆様の相続手続きを支援いたします。
主な相続手続き
以下は、相続に関連する代表的な手続きの例です。
- 死亡診断書の受領
- 死亡届の提出
- 火葬・埋葬許可申請
- 健康保険証の返納
- 公共料金の引落口座変更
- 年金・保険の手続き
- 勤務先での手続き(故人がサラリーマンの場合)
- 取引先への債権・債務清算(故人が個人事業主の場合)
- 生命保険金の請求
- 未払いの入院費用・施設費用の精算
- 不動産の名義変更
- 預貯金・株式の名義変更
- 自動車の名義変更
- ゴルフ会員権などの名義変更
個々のケースによって必要な手続きは異なります。これらすべてをご遺族が対応するのは非常に大変です。
相続手続きの流れ
- 被相続人の死亡
- 相続開始
- 葬儀・初七日法要
- 死亡届の提出(7日以内)
- 遺言の確認
- 自筆証書遺言がある場合は家庭裁判所で検認手続き
- 相続人の確定
- 戸籍謄本の収集
- 財産の調査
- 相続財産や債務の確認
- 相続放棄を行う場合は3か月以内に手続き
- 準確定申告(4か月以内)
- 被相続人が個人事業主の場合、所得税の申告
- 遺産分割協議
- 遺産の分け方を相続人全員で協議
- 合意後、遺産分割協議書を作成し、実印押印
- 協議がまとまらない場合は家庭裁判所の調停を利用
- 財産の名義変更
- 不動産、預貯金、株式などの名義変更手続き
- 相続税の申告と納税(10か月以内)
相続手続きを放置するリスク
相続手続きを放置すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 不動産の名義変更ができず、売却や担保提供が不可能になる
- 増改築工事時に所有者の実印が必要になり、手続きが進められない
- 預貯金口座が凍結され、相続人が引き出しや記帳ができなくなる
- 相続人が死亡・行方不明になることで手続きが困難になる
- 必要な戸籍の取得が複雑化し、手続きに時間がかかる
相続手続きに必要な戸籍類
相続手続きでは、以下の戸籍が必要になります。
- 戸籍謄本(全部事項証明書): 戸籍内の全員の情報が記載
- 戸籍抄本(個人事項証明書): 特定の個人の情報のみ記載
- 除籍謄本・除籍抄本: 戸籍から全員が除かれた戸籍
- 改製原戸籍: 法律改正やコンピュータ化前の古い戸籍
- 戸籍の附票: 住所の履歴が記載されたもの
- 戸籍の附票の除票: 除籍と同様に、誰もいなくなった附票
当事務所の相続手続きサポート
行政書士法人塩永事務所では、相続手続きの専門家として、相続人の調査、財産調査、遺産分割協議書の作成、不動産の名義変更、金融機関の手続き、自動車の名義変更などをサポートいたします。
サポートの流れ
- 相続人調査
- 被相続人に対する相続権を確定するための戸籍調査
- 相続財産調査
- 不動産、預貯金、有価証券などの調査
- 相続関係説明図・財産目録の作成
- 遺産分割協議用書類の作成
- 相続人による遺産分割協議
- 遺産分割協議書の作成
- 相続手続きの実施
- 各種名義変更手続き
- 手続き完了・書類のお引渡し
行政書士法人塩永事務所では、お客様の負担を軽減するため、必要な書類の取得から手続きの代行まで対応いたします。
専門家との連携
相続手続きには、行政書士だけでなく、司法書士や税理士の協力が必要な場面があります。行政書士法人塩永事務所では、提携司法書士・税理士と連携し、円滑に手続きを進めることができます。
相続手続きに不安を感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。