外国人技能実習に伴う監理団体の監査業務
技能実習制度は、外国人に日本の技能・技術・知識を伝えることを目的に、国際貢献として重要な役割を担っています。特に、監理団体は技能実習生の保護と実習の適正実施を確保するために、非常に重要な役割を果たしています。外部監査人は、監理団体が適切に運営されているかを監査し、必要な対応をサポートする専門家です。
監理団体の責務
- 実習監理責任の遂行：技能実習生の適正な実習実施と保護を確実に行い、政府の施策に協力することが求められます。
技能実習生の責務
- 専念と技術移転：技能実習に専念し、習得した技術を本国に移転することが求められます。
監理事業の適正な実施
監理団体は、監理事業を適切に運営しなければなりません。
外部監査人の業務内容
外部監査人は、監理団体の運営が適正に行われているかを第三者的な立場から監査します。具体的な業務内容は以下の通りです。
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監査実施の確認：
- 団体監理型実習実施者に対する監査が適正に実施されているかを確認。
- 監理責任者から報告を受け、実施状況を確認します。
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設備と帳簿の確認：
- 監理団体の事業所で設備確認を行い、帳簿や書類を閲覧します。
- 監査結果を監理団体に提出します。
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監査同行：
- 実習実施者への監査に年1回以上同行し、指導監査の結果を記録し提出します。
監査の項目
外部監査人は、次のような点を確認します：
- 賃金・労働時間のチェック：賃金の支払い、労働時間の適正さを確認。
- 実習計画との一致：実習計画に沿った業務が行われているかを確認。
- 監理費の徴収方法：監理費が正しく徴収されているか確認。
- 技能実習生の生活環境：宿泊施設や生活面での安全・快適性をチェック。
- 法令違反の有無：暴行や脅迫などがないか、法令違反がないかを確認。
外部監査人の資格
外部監査人は、監理団体が適切に運営されているかをチェックする役割を担いますが、監査を実施するには技能実習に関する法令の知識が必要です。
行政書士法人塩永事務所では、このような監査業務のサポートを行っており、法的な知識をもとに外部監査を実施いたします。
お問い合わせ
外部監査人としてのサービスや監理団体の監査業務についてご質問がある方は、ぜひご相談ください。
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