
【やさしい日本語】留学・文化活動・特定活動ビザのガイド
日本で勉強したい人、日本の文化を学びたい人、特別な活動をしたい人のための説明です。
📚 留学ビザ
留学ビザとは?
日本の学校で勉強するためのビザです。
- 大学、専門学校、日本語学校などで勉強できます
- 最長4年3か月、日本にいることができます
どんな学校で勉強できますか?
✅ 大学、大学院
✅ 短期大学
✅ 専門学校
✅ 日本語学校
✅ 高校、中学校、小学校
申請の方法
ステップ1:在留資格認定証明書(COE)をもらう
- いつ申請する? → 学校に入る6か月前から
- どのくらいかかる? → 1~3か月くらい
- 誰が申請する? → あなた、学校の人、行政書士
- どこに申請する? → 入管(入国管理局)
ステップ2:自分の国でビザをもらう
COEをもらったら、自分の国の日本大使館でビザをもらいます。
必要な書類
基本の書類
- 申請書
- 写真(4cm×3cm、3か月以内に撮った写真)
- 返信用の封筒
学校の書類
- 入学許可書(学校に入れることを証明する紙)
- 学校のパンフレット
- 日本語の勉強をしたことがわかる証明書(日本語学校の場合)
お金の書類
自分でお金を払う場合
- 銀行の残高証明書(お金がいくらあるかを証明する紙)
- 払う人の仕事の証明書
奨学金をもらう場合
- 奨学金の証明書
家族がお金を払う場合
- 家族の収入の証明書
- 家族であることの証明書
アルバイトはできますか?
留学ビザでは、普通は働くことができません。
でも、**「資格外活動許可」**をもらえば、アルバイトができます。
アルバイトできる時間
- 学校がある時:1週間に28時間まで
- 長い休み(夏休みなど):1日8時間まで
⚠️ 注意:風俗のお店では絶対に働けません!
ビザの更新
- ビザが終わる3か月前から更新できます
- 学校に行っているか、成績、アルバイトの時間などをチェックされます
🎨 文化活動ビザ
文化活動ビザとは?
お金をもらわないで、日本の文化や芸術を勉強するためのビザです。
留学ビザとは違います。学校に行かないで、個人で文化を学びます。
どんな活動ができますか?
学問や芸術の活動
- 大学で研究する
- 資料を調べる
- 作品を作る
日本の文化を学ぶ
- 茶道(お茶)
- 華道(花)
- 書道(字を書く)
- 武道(柔道、剣道、空手など)
- 日本料理
- 伝統工芸(昔からの技術)
必要な書類
- 申請書
- 写真
- 何を勉強するかの計画書
- 教えてくれる人の情報
- お金の証明書
どのくらい日本にいられますか?
3か月、6か月、1年、3年など(最長5年)
アルバイトはできますか?
「資格外活動許可」をもらえば、少しアルバイトができます。
⚠️ 注意:文化活動そのものからお金をもらうことはできません。
🌟 特定活動ビザ
特定活動ビザとは?
他のビザに当てはまらない特別な活動のためのビザです。
いろいろな種類があります。
特定活動ビザの種類
インターンシップ
会社で働く経験をするビザです
- 外国の大学の学生
- 卒業して少し経った人
- 短い期間、会社で働いて勉強します
- 条件が合えば、お金をもらえます
必要な書類
- インターンシップの計画書
- 会社の情報
- 在学証明書または卒業証明書
就職活動
日本で仕事を探すためのビザです
- 日本の大学や専門学校を卒業した人
- 日本で仕事を探し続けることができます
- 6か月もらえます(条件が合えば、もう1回更新できます)
必要な書類
- 卒業証明書
- 就職活動をしていることがわかる書類
- 生活するお金があることの証明
起業活動
日本で会社を作るためのビザです
- 日本で会社を始めたい人
- ちゃんとした計画とお金が必要です
- 最長1年もらえます
必要な書類
- 詳しい事業計画書
- お金の証明書
- 会社の場所の契約書
⚠️ とても大切なこと:「指定書」
特定活動ビザでは、**「指定書」**という紙に、できることが書いてあります。
指定書に書いてあること以外をすると、ビザが取り消されます!
❌ ビザがもらえない理由と対策
よくある失敗
1. お金が足りない
問題
- 銀行のお金が少ない
- 払う人の収入が安定していない
対策
- 十分なお金を用意する(1年で約200万円が目安)
- 安定した収入がある人に払ってもらう
2. 計画がはっきりしない
問題
- 何をするかがよくわからない
- 実現できなさそう
対策
- 詳しい計画を書く
- 証明できる書類をつける
3. 書類に間違いがある
問題
- 書類が足りない
- 書いてあることが違う
- 間違いがある
対策
- チェックリストを使う
- 出す前に確認する
- 専門家に見てもらう
4. 嘘を書く
⚠️ 絶対にだめです!
嘘を書くと、ビザが取り消されて、日本から出なければなりません。
守らなければいけないこと
✅ 住所が変わったら14日以内に届け出る
✅ 在留カードをいつも持っている
✅ ビザで決められた活動だけをする
✅ アルバイトは許可をもらってから
✅ アルバイトの時間を守る
📱 2025年の新しい情報
オンライン申請が増えています
- インターネットで申請できます
- 入管に行く回数が減りました
審査が厳しくなっています
- お金のチェックが厳しい
- 書類をたくさん出す必要がある
- 本当に活動しているかをチェックされる
健康のチェック
- 国によっては健康診断が必要です
- 結核の検査をすることがあります
💼 行政書士に頼むといいこと
行政書士とは?
ビザの申請を助ける専門家です。
行政書士に頼むメリット
1. 正しい方法がわかる
- どのビザがいいか教えてくれる
- 複雑な制度を説明してくれる
2. 書類を正しく作れる
- 間違いがなくなる
- もらえる可能性が高くなる
3. 時間が節約できる
- 難しい手続きを代わりにしてくれる
- 勉強や仕事に集中できる
4. 長く助けてくれる
- 更新のサポート
- ビザを変えるときの相談
- 家族を呼ぶ手伝い
✅ ビザをもらうための5つのポイント
- 早く準備する → 時間に余裕を持つ
- 正しく書類を作る → 間違いをなくす
- 十分なお金を証明する → 安定した資金を見せる
- はっきりした計画を作る → 具体的に書く
- 専門家に相談する → 難しいときは早めに聞く
📞 相談してください
行政書士法人塩永事務所
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連絡先
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- メール:info@shionagaoffice.jp
- 住所:熊本市中央区水前寺1-9-6
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