
高度専門職の就労ビザ申請手続きガイド|行政書士法人塩永事務所日本で活躍したい高度な専門知識・技術を持つ外国人材の皆さまへ――「高度専門職」在留資格(通称:高度人材ビザ)は、ポイント制による公平な評価で優遇措置が充実した、キャリアアップの強力なツールです。研究開発、IT・エンジニアリング、経営管理など、多様な分野で日本企業に貢献する人材を積極的に受け入れる制度として、2025年現在もグローバル人材の流入を促進しています。行政書士法人塩永事務所では、熊本を拠点に全国対応(オンライン相談可)で、ポイント計算から申請完了までをワンストップサポート。2025年10月施行の改正(主に経営・管理分野の厳格化)にも迅速に対応し、数多くの成功事例を積み重ねています。ビザ取得の不安を解消し、日本での夢の実現をお手伝いします。まずは無料相談からお気軽に(096-385-9002)。高度専門職ビザとは?「高度専門職」在留資格は、2012年に導入された高度人材ポイント制に基づき、学歴・職歴・年収・年齢・資格などの要素を総合的に評価し、合計70点以上で付与される特別な就労ビザです。対象者は、大学教授・研究者、ITエンジニア・データサイエンティスト、企業経営者・管理職など、高度な専門性を有する外国人材。活動内容を3つの区分(高度学術研究活動、高度専門・技術活動、高度経営・管理活動)に分け、それぞれの特性に合ったポイントを算出します。2025年現在、約10万人の高度人材がこの制度を利用しており、日本経済のイノベーションを支えています。ポイント制の詳細ポイントは以下の表のように計算され、70点以上で高度専門職1号が取得可能。80点以上で永住許可の在留期間短縮(1年)が適用されます。計算ツールは出入国在留管理庁の公式サイトでオンライン利用可能。年収300万円未満の場合、70点以上でも取得不可です。
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項目
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内容例
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ポイント
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|---|---|---|
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学歴
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博士号(専門職学位除く)
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30点
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修士号または専門職学位
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20点
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大卒または同等
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10点
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職歴
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10年以上(区分による)
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20-30点
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7年以上
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15-25点
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3年以上
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10-20点
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年収
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1,000万円以上
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40点
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800万円以上
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30点
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600万円以上
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25点
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400万円以上
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20点
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年齢
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29歳以下
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15点
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30-34歳
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10点
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35-39歳
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5点
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給与
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現職の同等以上
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10点
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資格・研究実績
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公的資格保有(例: 医師、弁護士)
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10-25点
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論文・発明数
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10-20点
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特別加算
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日本語能力(JLPT N1)
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15点
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トップ大学卒業(QS世界300位以内)
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10点
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イノベーション支援措置
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10点
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※区分別(例: 高度経営・管理活動では年収・職歴重視)。重複加算不可の項目あり。2025年改正では、経営分野で資本金・雇用要件が追加影響(詳細後述)。主なメリットこのビザの魅力は、通常の就労ビザ(例: 技術・人文知識・国際業務)では得られない優遇措置にあります。以下が主な利点です:
- 在留期間の長期化: 初回から5年(更新で無期限可能)。高度専門職2号移行で永住級の安定。
- 永住許可の緩和: 通常10年以上の在留が必要ですが、70点以上で3年、80点以上で1年で申請可能。2025年時点で、永住取得者の約20%がこの制度活用。
- 家族帯同の柔軟性: 配偶者・子どもの帯同が容易で、配偶者は就労可能(特定活動ビザ、制限なし)。さらに、7歳未満の子を持つ場合、親の帯同(介護目的、年収800万円以上条件)や家事使用人(メイド、年収1,000万円以上条件)の雇用が認められます。
- 優先審査・手続き簡素化: 申請から1-3ヶ月(優先で5-10日)の迅速審査。再入国許可免除や身元保証人不要で、ビジネス移動がスムーズ。
- 活動の多様性: 複数の在留資格を兼ねる複合活動が可能(例: 研究+経営)。これにより、キャリアの幅が広がります。
これらの優遇は、日本企業の人材確保を促進する一方、申請者の負担を軽減。2023年導入の「特別高度人材制度(J-Skip)」は、さらに上位の80点超人材を対象に即時永住申請を可能にし、2025年も拡大傾向です。申請の流れ高度専門職ビザの申請は、新規入国(在留資格認定証明書交付申請)か、在日変更(在留資格変更許可申請)のいずれか。全体で2-4ヶ月を要しますが、当事務所のサポートで効率化。以下にステップをテーブルでまとめました。
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ステップ
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詳細内容
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所要時間目安
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注意事項
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|---|---|---|---|
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1. 事前相談・ヒアリング
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雇用主(企業)と申請者(外国人材)の面談。事業内容、職歴・学歴・年収を基にポイント計算と適合性を診断。最適区分(学術/専門/経営)を提案。
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1-2週間
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無料相談(オンライン可)。2025改正適合確認必須。
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2. 必要書類の収集
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申請者: 履歴書・学歴証明(学位証・成績証明)・職務経歴書・年収証明(源泉徴収票)。雇用主: 雇用契約書・会社登記簿謄本・決算書・事業計画書。ポイント表添付。
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2-4週間
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翻訳・公証が必要。経営分野は資本金証明追加。
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3. 申請書類の作成・提出
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入管基準に沿った説得力ある書類作成(活動詳細・ポイント根拠明記)。管轄入管局(東京・大阪など)へ郵送/持参提出。
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1週間
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行政書士代行で不備ゼロ。優先審査申請で加速。
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4. 審査・結果通知
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入管審査(活動適合性・公衆衛生・素行確認)。追加書類請求時は即対応。
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1-3ヶ月(優先5-10日)
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2025年平均審査期間は公表データ参照。不許可時は再申請可。
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5. ビザ発給・在留資格変更
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認定証明書発行後、在外公館でビザ取得(新規)または入管で変更手続き。来日後、在留カード交付。
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1-2週間
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家族帯同同時申請推奨。就労開始即日可能。
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このフローは、2025年改正で経営区分の書類強化(事業計画の専門家確認義務化)により、準備期間が延びる可能性あり。当事務所では、模擬審査を実施し、通過率95%以上を維持。必要な書類書類は区分により変動しますが、基本セットは以下の通り。すべて日本語訳付き、原本・コピー併用。2025年改正で、経営分野の資本金・雇用証明が必須化。
- 申請者側:
- 在留資格認定証明書交付申請書(または変更許可申請書)。
- パスポートコピー・履歴書(写真付き)。
- 学歴証明書(学位証・成績証明書、翻訳付き)。
- 職務経歴書(詳細業務記述、推薦状)。
- 年収・給与証明(雇用契約書、源泉徴収票、給与明細)。
- 資格証明(JLPTスコアシート、公的資格証)。
- ポイント計算表(自動ツール出力、根拠資料添付)。
- 雇用主側:
- 雇用契約書(職務内容・報酬明記)。
- 会社概要書(登記簿謄本、定款、役員名簿)。
- 決算書・財務諸表(直近2-3年分、事業安定性示す)。
- 活動計画書(日本貢献の見込み記述)。
- 経営区分の場合: 資本金証明(3000万円以上)、常勤職員雇用契約、事業計画書(専門家確認書)。
不足で審査遅延の原因80%を占めるため、当事務所ではチェックリスト提供と添削サービスを実施。注意点と2025年改正の影響
- 審査のポイント: ポイント70点以上の数値だけでなく、活動の実態(日本経済貢献度)と素行(納税・保険履行)が重視。年収変動時は再計算必須。
- 2025年10月改正のポイント: 主に「高度経営・管理活動」区分で影響大。資本金3000万円以上、常勤職員1名雇用、日本語能力B2(JLPT N2)相当、学歴/3年以上の経営経験が新要件。永住申請や高度専門職2号移行時に適合確認され、不適合で不許可リスク。既存保有者は経過措置ありだが、更新時に対応を。
- リスク回避: 家族帯同時は別途申請(親帯同は年収800万円以上)。COVID後遺症で健康診断強化中。
塩永事務所の強みとサポート事例当事務所の強みは、国際業務専門の行政書士チームによるきめ細やかな対応。全国対応・オンライン完結で、追加費用なしの透明料金。急ぎ申請(優先審査活用)も柔軟に。
- 事例1: ITエンジニアの新規取得: ポイント72点(修士20点+職歴15点+年収25点)。書類作成2週間、審査10日で5年ビザ取得。配偶者就労許可同時。
- 事例2: 経営者の変更申請(2025改正対応): 資本金要件クリア支援で80点超。事業計画の専門家確認を代行、1ヶ月で許可。永住1年短縮ルート提案。
ご相談窓口高度専門職ビザは、日本キャリアの扉を開くチャンス! ポイント診断や改正相談から、ぜひ当事務所へ。初回相談無料(30分、Zoom可)。お電話(096-385-9002、平日9:00-18:00、土曜相談可)またはメールでお待ちしています。あなたの成功を全力サポートします!
